eclipse3.5
リリースされたようなので早速落としてみた。
ぱっとみで分かる変更点はパースペクティブ切り替えのバーがツールバーと完全に分かれてレイアウトが2段組になったことかな。デスクトップでやってるときはいいけど、元に戻せないとノートPCで作業するときに狭くなって微妙。どうなんだろう?
追記:↑に書いたのはwin32-x86_64でのことなんだけど、win32-x86の方をノートに入れてみたら、もとのレイアウトのままだった
追記の追記:普段使ってるもろもろのプラグインを突っ込んだらノートの方も2段になった。どれが原因かはよく分からないけど、標準では以前のままっぽい。
それと以前は新規プラグインのインストールとアップデートがひとまとめになってたけど、それが別々に分かれたみたい。これについてはかなり外観が変わっていて一瞬とまどったもののすぐに慣れた。
ってなわけで、気がついた新機能/強化点をいくつか挙げてみる。
- Call Hierarchyの強化
Expand With Constructorsというオプションができた。これにチェックを入れておくと通常の呼び出し元以外に、そのメソッドの属するクラスのコンストラクタの呼び出しも展開されるようになる(コンストラクタが展開されるのは設定したインターフェース/クラスおよび匿名内部クラスのみ。デフォルトで入っているのはRunnableなど)。これによってRunnableのrun()などが呼び出し元になっていても、そこで階層がとぎれずにさらに、そのコンストラクタの呼び出し部(=匿名内部クラスの宣言部など)からさかのぼることができる。この機能はかなりうれしい。
- コンテンツアシストの強化
匿名内部クラスをnewしているところで自動補完を使うと勝手にabstractなメソッドを実装してくれるようになった。これも地味に助かる。
- その他JDT周り
Sourceメニューの中のGenerate系にtoStringが増えた。他にも型名のマッチングの気の利きっぷりも強化されていたり、ナビゲーション系では今まであったOpen Declarationに加えてOpen Implementationなんてのもできていたり。
- アップデート周りの強化
Installation Historyなるものができて、アップデート等の履歴が見れて復元もできる様子。
これら以外にも色々と新機能があるっぽい。
参考: http://update.eclipse.org/downloads/drops/S-3.5M7-200904302300/eclipse-news-M7.html